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Channel: 東大阪長瀬駅。その場で外反母趾の痛みを除く!
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足の甲の痛み

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当院にいらっしゃる患者さんが持つトラブルで
外反母趾に次いで多いのが足の甲の痛みです。


整形外科でレントゲンを撮ってもらったが、骨にまったく異常はない。
あとは足の甲にシップを貼るように指示される。


整骨院に行ったら電気を当てたあとで、足の甲をマッサージされる。
で、さっぱり症状が変わらない・・・

まあだいたいはこんなパターンです。


ジョギングやウォーキングを続けている中高年
サッカーをやっている小学生や中学生
そしてクラシックバレエをしているお嬢さん
けっこう広い年齢層の方々が困っていらっしゃいます。


先日も50代後半の男性の方がいらっしゃいました。
半月前からジョギングのときに、足の甲が痛くなった。
整骨院でも原因がはっきりわからないそうです。


そこで上向きに寝ていただいて、ある場所を押しました。
「いたぁぁぁ。先生、そこです。足の甲にひびきます」


私が押したのは、その方の「スネ」のある筋肉です。
その筋肉の名前は「前脛骨筋(ぜんけいこつきん)」



裸足でも外反母趾になる from 大阪


これは地面に足裏が着くときに
いきなり足裏がバタンと落ちないように
ブレーキをかけながらゆっくりと
足裏を地面に着けるはたらきをします。


ところが・・・
足に捻じれがある人の場合は

足裏が地面に着くときに
正常な人よりも内側に足が倒れ過ぎるため
この筋肉にものすごい負担がかかるのです。


この内側に足が倒れ過ぎるのを
距骨下関節(きょこつかかんせつ)の過回内(かかいない)
と呼ぶんですが、これは下記のリンク先で説明しています。
http://www.gaihan.com/gaihanboshi11.htm


足の甲が痛い方には外反母趾を持つ方が多いのですが、
それは原因に共通する部分があるからなんです。


筋肉に負担がかかると
筋肉の中にトリガーポイントという痛みを発生する部分が生まれます。


「トリガー (trigger)」というのはピストルの引き金のことです。
このポイント(点)が痛みのトリガー(引き金)になる、という風に考えて下さい。


足の甲が痛い方は、「スネ」を出してください。
そして骨の外側の際を親指で押してみてください。
どこか痛いところはありませんか。


分かりにくい場合もありますが、
もし足の甲に痛みが響くようであれば、
そこをしばらく親指でぐっと押していて下さい。


そのあと足首を伸ばすようなストレッチをやってください。
足全体を下に曲げるんです。


えーと、「ふくらはぎ」がけいれんを起こしたときに、
足を反らしますよね。
それとは逆方向に足を曲げてくださいね。
正座するのもこの筋肉のストレッチになりますね。


これで治まる人もいますが、
サッカーやバレエをやっている方の場合は
このくらいでは無理な場合も多いです。


またこの痛みの根本原因である「過回内(かかいない)」を
何とかしないとなかなか治りません。
これは筋肉をきたえても解決できるようなものではないです。


対策としては
構造のすぐれた靴とテーピングで間に合う場合もあれば、
過回内を防ぐインソールや足底板が必要なこともあるでしょう。


先ほど説明した方法で、自分で治すことができる場合もありますが、
痛みが強い場合は難しいと思います。
そのような場合は信頼できる施術家を訪ねましょう。


東大阪バランス研究所

http://www.gaihan.com/





足の甲の痛みの対処

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足の甲に痛みを持つ人は多いです。


そして困ったことに、
その痛みが足の甲に原因がない場合がある
ことを知らない方が多いんです。


前回、前脛骨筋(ぜんけいこつきん)の話をしました。


これは「スネ」の前面にある筋肉ですが、
ここに「トリガーポイント」ができると
足の甲に痛みが出てくることがよくあります。


「トリガー」というのはピストルの引き金のことです。
筋肉のその部分が引き金になって痛みを出すんですが、


痛みの原因になっているトリガーポイントの位置と
痛みを感じる場所がかなり違うことがよくあります。


たとえるならば・・・


みなさん、寝ているときに蚊に刺されたことはありますね。
真っ暗の中で刺されて、どこなのか場所は分からないが、
爪でかゆい皮膚を掻(か)きます。


しかし何度も掻いても、さっぱり痒みが治まらない。
だんだん眠気も覚めてきて、
ついに立ちあがって電気をつける。


灯りの下で見てみると
何と爪で掻いて赤くなっている皮膚とは別のところに
蚊の刺した跡が見つかる。


そこで今度はその蚊の刺したところを引っ掻くと
痒みがだんだん取れてくる。


こんな経験ありますよね。


痒みの原因になっている場所と
痒みを感じる場所がかなり違うことがあるように、


痛みの原因になっているトリガーポイントの位置と
実際に痛みを感じる場所がかなり違うことがよくあるんです。


足の甲が痛いから足の甲が悪いんだというのは結論を急ぎすぎです。


前回、指でトリガーポイントの部分を圧迫し、
そのあとストレッチをすることをお話ししましたが、


指で押すかわりに、小さな「すりこぎ」で押すのもいいです。

台所に小さめの「すりこぎ」があったら試して下さい。
指が疲れないので楽ですよ。


大きい「すりこぎ」でしたら、
持つところの小さい方の部分を使ってやってみてください。



東大阪バランス研究所
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足の甲の痛み(3回目)

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足の甲の痛みの3回目です。

スネにある前脛骨筋(ぜんけいこつきん)が原因で、

遠く離れた足の甲に痛みが出ることがあるという話をしました。


実際、足の甲が痛みで当院にいらっしゃった方は

ほとんどがスネにある筋肉のトリガーポイントが原因でした。


前回は自分でこの痛みを取り除く方法をお教えしたんですが、

これでも十分には取り除けない場合もあります。


ではどうしたらいいか。


その前になぜスネにある前脛骨筋がおかしくなるのかを説明しましょう。

この筋肉は大変重要な筋肉です。


それは踵(かかと)が地面に着いた後、

足裏がゆっくりと地面に着くようにコントロールするのです。


そうです。

いきなり足裏がバタンと地面に着かないように調節しているんです。


ところが先天的に足に捻じれがあると

(後天的なものが原因である場合もありますが)、


踵(かかと)が内側に通常以上に倒れやすくなります

(これを専門用語で「過回内 -かかいない- 」といいます)。


倒れる角度も大きく、倒れるスピードも速くなります。

すると前脛骨筋は正常な場合以上に働かされるのです。


足の捻じれなんてないよ、と皆さん思われるかもしれませんが、

専門家が見るとすぐに分かります。


裸足でも外反母趾になる from 大阪-前足部内反


裸足でも外反母趾になる from 大阪-前足部外反


これが繰り返されるとこの筋肉にトリガーポイントが形成されて

痛みが出るようになります。

また筋力も弱ってきます。


この筋肉は地面を蹴った後、その蹴った足が前に出るときに、

足先が地面に引っかからないように足首を反らせる働きがあります。


ですからこの筋肉が弱ると

足先が地面に引っかかって転びやすくなります。

ジョギングをしている方で、足の甲の痛みがある方はすぐわかると思います。


さて先天的に捻じれがあるとき、足はどんなになっているか。

いくつかのパターンがありますが、

ここでは下図のようなものをひとつ挙げておきましょう。



裸足でも外反母趾になる from 大阪-過回内



















内くるぶしの下の骨が出っ張ってきます。
また真後(まうしろ)からみると、

本来はあまり見えないはずの小趾(小指)が見えます。


このような状態になるのは先天的な要因(遺伝も含めて)や

幼少のころに作られた要因によって起こるのであって、


筋肉をせっせと鍛えてもあまり意味がないということを

今回の最後にお伝えしておきたいと思います。


次回は自分でできる次のステップについて述べたいと思います。


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バレエと足の甲の痛み(前半)

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足の甲の痛みの話を続けます。
今回はバレリーナと足の甲の痛みの前半です。


バレエっていいですね。
チャイコフスキーの「白鳥の湖」を見ていると、
本当に白鳥が舞っているように見えます。


さてバレエをやっている方のなかに、
足の甲の痛みを訴える方が少なからずいます。


病院でレントゲンを撮ってもらっても骨に異常は見られません。
疲労骨折の場合はレントゲンにうつりにくいので、それではないかとか、
関節の炎症であるとか、いろいろ言われています。


が、当院にいらっしゃった方はほとんどが
筋肉のトリガーポイントから来ている痛みでした。


トリガーポイントの「トリガー」というのはピストルの引き金のことです。
このトリガーポイントが引き金となって痛みを起こします。


おもに筋肉を包んでいる筋膜(きんまく)にできるのですが、
腱(けん)、靭帯(じんたい)、関節包(かんせつほう)にもできます。


そして特徴としては痛みはトリガーポイントの周辺に感じられるとは限らず、
遠く離れたところに感じることもあるのです。


どんなときに筋肉にトリガーポイントができるかというと、
筋肉を強く使いすぎたり、
それほど強くはなくても長時間同じ筋肉を使ったりしたときなどです。


また冷え・ストレスなどもトリガーポイントができる誘因になります。


一般的にスポーツをやっている人はトリガーポイントからくる痛みによく悩まされますが、
バレエもスポーツのように激しく下肢の筋肉を使いますので
トリガーポイントがよく形成されます。


このトリガーポイントのできた筋肉は他動的に伸ばすと痛みが治まってきます。
たとえばふくらはぎの筋肉にトリガーポイントが形成された場合を考えてみましょう。
よく「ふくらはぎが攣(つ)った」といわれる状態です。


みなさん、こんなときどうされますか?
そうです。足首をそらしてアキレス腱を伸ばしますよね。
このように他動的に伸ばすと痛みは治まります。


逆につま先立ちをしたときのように、ふくらはぎの筋肉を使おうとしたら
痛みがますます強くなります。


また足を投げ出して、足首が自然にだらりとした状態になっても強くなります。
このときには踵がひざの方に近づくので、ふくらはぎの筋肉は縮みます。


つまり筋肉を使ったり、自然に縮めたりすると痛みは出てきます。


さて次回はふくらはぎとは反対のスネの筋肉を見てみましょう。

これが足の甲の痛みと関係が深いんです。



東大阪バランス研究所
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バレエと足の甲の痛み(後半)

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さてふくらはぎとは反対のスネの筋肉を見てみましょう。


ここには前脛骨筋(ぜんけいこつきん)を始めとしていくつかの筋肉がありますが、
なかでも、この前脛骨筋が足の甲の痛みを起こしやすいのです。



裸足でも外反母趾になる from 大阪


踵(かかと)から着地するときに、いきなり足裏がバタンと着かないように、
この筋肉がブレーキをかけるのですが、
それだけではなくつま先立ちをするときや、

つま先立ちからゆっくりと踵を地面に着けるときにも使われます。


またつま先を伸ばした状態に維持しておくのにも、
この筋肉がふくらはぎの筋肉とともに使われます。


これらの状態はバレエではよくある動作です。
これが長く続くとトリガーポイントが前脛骨筋にできやすくなります。


さきほどトリガーポイントができた筋肉の特徴を書きました。
1)他動的に伸ばすと痛みは治まる。
2)その筋肉を使ったり、自然に(他動的に)縮めたりすると痛みは出てくる。


つま先立ちの状態、つまり「ポアント」では
前脛骨筋は伸ばされているので、あまり痛みは出ません。


が、腰を下げてひざを曲げる状態、つまり「プリエ」では
足首を反らすために前脛骨筋が働かされるので痛みが出やすくなります。


(「ポアント」では痛みがぜんぜん出ないわけではありませんが、
「プリエ」のように筋肉を縮めたときほどの強い痛みではないです)


ただ、みんなが同じように痛みが出るかというとそうではありません。
練習量や練習方法の差が、痛みの出やすさ、
つまり前脛骨筋にどれだけトリガーポイントが形成されるかの違いになるでしょうが、
それ以上に足の構造が痛みの出やすさに関係していると思われます。


距骨下関節(きょこつかかんせつ)が過回内(かかいない)を起こしやすい場合は、
ふだんから前脛骨筋に負担がかかっているため、
トリガーポイントが形成されやすくなるでしょう。


距骨下関節が過回内については下記のリンク先をご参照下さい。
http://www.gaihan.com/gaihanboshi11.htm


軽い場合には前回お話しした方法で取れると思いますが、
重い場合には専門家を訪ねたほうがよいと思います。


また単に筋肉のトリガーポイントの治療を受けるだけではなく、
日常的に履いている靴を慎重に選んだり、適当なインソールを入れて、
距骨下関節の過回内を防ぐべきです。


そして痛みが治まるまでは、テーピングで過回内を防がなければなりません。
家に帰って靴を脱いでしまったら、靴の効果もインソールの効果も関係ないですからね。


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外反母趾の人は足の指に体重を載せようとしてはいけません!

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外反母趾の方に対していきなり

「足の指に体重を載せて歩くように」

とか

「足の指を使ってしっかり蹴るように」

とか言うのは間違っていると思います。


これは「外反母趾発生のメカニズム」を考えるとすぐに分かります。
外反母趾になっている足は踵(かかと)が地面に着くときに踵が内側に倒れ過ぎています。

裸足でも外反母趾になる from 大阪-前足部内反


すると蹴るときに今度はどうなるかというと・・・


本来ならば踵(かかと)が外側に倒れて、

踵骨(しょうこつ)と立方骨(りっぽうこつ)が

がっちりとロックしなければいけません。

ロックされると体重はおもにこれらの骨にかかります。


裸足でも外反母趾になる from 大阪-回外


裸足でも外反母趾になる from 大阪-ロック



裸足でも外反母趾になる from 大阪-COP01


ところが地面に着くときに踵が内側に倒れ過ぎていると、

蹴るときに十分に踵が外側に倒れないので、

踵骨と立方骨はロックされません。


裸足でも外反母趾になる from 大阪-アンロック



体重は足の外側にある踵骨と立方骨に乗らずに、足の内側に乗るようになります。

そして次第に体重が前に移動すると、

第2、第3中足骨頭(ちゅうそっこつとう)に乗るようになります。


裸足でも外反母趾になる from 大阪-COP02

正常のときは第1中足骨頭に乗るんですが、



裸足でも外反母趾になる from 大阪-COP01b


この骨が不安定なので、第2、第3中足骨頭に乗るんです。


裸足でも外反母趾になる from 大阪-COP02b



体重が第2、第3中足骨頭に乗ると

第2、第3、第4中足骨頭(下図のⅡ、Ⅲ、Ⅳ)に通常以上の体重がかかり、


中足骨頭間に張って横アーチを支えている

深横中足靭帯(しんおうちゅうそくじんたい)は伸ばされます。


この靭帯を保護しようと働いていた

母趾内転筋(ぼしないてんきん)(横頭)もやがて弱体化します。



裸足でも外反母趾になる from 大阪-母趾内転筋

Ad.H:母趾内転筋(横頭)
(カパンディ 関節生理学 Ⅱ.下肢 原著第5版.医歯薬出版株式会社,1997,p227)









こんな状況のなかで、足の指に体重を載せようとしたらどうなりますか。

ますます横アーチが落ち込むのです。


ですから足の指をしっかり使おうとする前に、

踵が内側に倒れ過ぎるのを防止しなければならないのです。


これを防いだら体重は「踵骨+立方骨」という硬い骨の上から

第1中足骨に移動するため、アーチが下がるようなことはないのです。


不自然なことをするととんでもないことになります。

ご注意ください。


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外反母趾の原因である「過回内」のビデオ

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ユーチューブで面白い動画を見つけました。

上は正常な足の動きで、下は過回内を起こしている動きです。
英語が分からなくても、見ているだけでだいたい分かります。

交互に見ていると、「過回内」の動きがよく分かります。
この過回内が外反母趾につながることが多いのです。

大きい画面で見たい時には右下の画面を広げるマークをクリックしてください。


1)正常な回内




2)過回内




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足の甲の痛い女性

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70歳位の女性の方です。

このブログを読んで下さっていらっしゃいました。


一週間前から、少し歩くだけで

足の甲が痛くなるようになったとおっしゃっています。


最初は左、次に右が痛くなったそうです。
ウォーキングを毎日していらっしゃいます。



裸足でも外反母趾になる from 大阪-症例1


両足ともに外反母趾がありますが、

ご本人は外反母趾の痛みはまったく感じないそうです。


少し甲高で、左右の第2~5指が浮き指の状態です。
左足裏の第3指の付け根にタコがあります。


左右のスネの前の前脛骨筋(ぜんけいこつきん)が硬くなっていたので、
それをトリガーポイント療法でやわらかくし、
そのあとでこの筋肉のストレッチを行ないました。


また踵(かかと)の骨が内側に倒れやすいので、
この筋肉にかなり負担がかかります。
そこで踵を倒れにくくするテーピングを貼りました。


さらに持ってきていただいたウォーキングシューズに
特殊なインソールを入れて、さらに踵が倒れるのを防ぎました。


ウォーキングはしばらく止めてもらいます。


*********************


一週間後に再びいらっしゃっていただきました。
ふつうに生活しているときの

足の甲の痛みは完全になくなっていました。


ただウォーキングはいきなり長時間やるのではなく、
徐々に時間と距離を伸ばすように指示しました。


足の甲が痛いといっても、足の甲が悪いとは限りません。



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過回内を起こした方の靴(1)

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本日は患者様の靴を写真に撮りました。


裸足でも外反母趾になる from 大阪-靴01


この靴の左右を比べてみると右の方が横幅が大きくなっているのが分かります。


距骨下関節(きょこつかかんせつ)の過回内(かかいない)が起こると

このように靴の幅が広くなります。


過回内に関しては下記のリンク先「外反母趾発生の本当のメカニズム!」をご参照ください。

http://www.gaihan.com/gaihanboshi11.htm




次の図の右は過回内した足です。

過回内を起こすと足の長さも横幅も大きくなります。



裸足でも外反母趾になる from 大阪-過回内


過回内(かかいない)を起こすと

足の裏の足底腱膜(そくていけんまく)などに負担がかかり、

炎症を起こす場合があります。


それを

足底腱膜炎(そくていけんまくえん)

とか

足底筋膜炎(そくていきんまくえん)

と呼んでいます。


http://www.gaihan.com/sym/sym113.htm




また過回内(かかいない)を防ごうとして

「すね」から足の甲に走っている

前脛骨筋(ぜんけいこつきん)

という名前の筋肉が使われ過ぎて痛みを起こすことがあります。


しかも痛みの場所は足の甲から親指にかけて出る傾向があります。



裸足でも外反母趾になる from 大阪-前脛骨筋


別にけがをした訳でもないのに、

朝、ベッドから下りて歩き始めるときに

足の甲に痛みが走ったときには

前脛骨筋(ぜんけいこつきん)が怪しいとまず考えるといいです。


下図は前脛骨筋が起こす痛みの範囲を示したものですが、個人差もあります。



裸足でも外反母趾になる from 大阪-前脛骨筋の痛み


下記のリンク先

「『足の甲の痛みやしびれ感』と外反母趾治療との関係」

に詳しく解説しています。


http://www.gaihan.com/sym/sym110.htm



さて過回内を起こした場合に足首から上、つまり「すね」やひざはどうなるか。

これは次回に書きたいと思います。



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過回内を起こした方の靴(2)

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着地したときに距骨下関節(きょこつかかんせつ)の過回内(かかいない)が起こると、
距骨は上から見たときに内側に回転します。


それとともに脛(すね)も内側に回転し、
ひざが曲がり、そして大腿(太もも)も内側に回転します。


裸足でも外反母趾になる from 大阪-下肢の過回内


このときひざは曲がるとともに、からだの中心線のほうに向かいます。
これを止めようとして、2つの筋肉が働きます。


ひとつはふくらはぎにある腓腹筋(ひふくきん)の外側頭(がいそくとう)、
もうひとつはおしりにある大殿筋(だいでんきん)です。


過回内が大きいほど、
このふたつの筋肉に負担がかかります。


腓腹筋の外側頭に負担がかかり過ぎた時は
ひざの後ろからふくらはぎの上部の外側にかけて
トリガーポイントからの痛みが出ます。
夜中にこむら返りが起こることもあります。


また大殿筋に負担がかかり過ぎた時は
おしりにトリガーポイントからの痛みが出ます。


またひざが曲がりながら、からだの中心のほうに向かう時、

ひざのお皿のすぐ上の内側にある内側広筋(ないそくこうきん)に

トリガーポイントができて痛みを出すことがあります。


さらに大腿が内側に回転すると
骨盤は前に倒れて、腰が反ってしまいます。


裸足でも外反母趾になる from 大阪-体幹



この状態は腰部の筋肉に大きな負担をかけますので、
そこの筋肉にトリガーポイントが形成されて痛みを発生することがあります。


これだけでは終わりません。
背骨の前後のカーブが大きくなり、
頭が前に出て、猫背気味になり、
首や肩の筋肉に痛みやコリを起こすこともあります。


このように距骨下関節の過回内は
からだのいろいろなところにトラブルを引き起こすのです。


O脚やXO脚にも関係のある距骨下関節の過回内です。

もしあれば早く対処しておきましょう。



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実践!自分で治す足の甲の痛み その1

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超簡単!自分で治す足の甲の痛み その2

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さらに簡単!自分で治す足の甲の痛み その3

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自分で治す足の甲の痛み その4

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足の甲の痛みを自分で取り除く方法をいくつかお教えしました。


この方法は当院で実際に行っている方法の一部ですが、
これだけの方法で痛みがなくなった患者さんもたくさんいらっしゃいます。


また遠方にいる知人に電話で指示して自分でやってもらって
うまく痛みを取り除いてもらったこともあります。


他の治療院で一生懸命に「足の甲」の治療をしてもさっぱり変化がなかったのに、
足の甲とは離れた場所を治療されて痛みがなくなり、驚かれる方も少なくありません。


「すりこぎ」か「ゴルフボール」があれば簡単にできるし、
力のある男性でしたら指でかんたんにできるはずです。


当院にはこの症状で来院される方がけっこういらっしゃいます。
運動ではクラシックバレエやサッカーをやっている方が多いでしょうか。


ただ問題はなぜこのような症状が出てくるかということです。
今回、自分で取り除けたとしても再び同じ症状が出てくることもあります。


トリガーポイントが筋肉にできると、筋力が低下しますので、

運動やダンスのパフォーマンスが低下します。


なんとかトリガーポイントができるのを防がなくてはいけないのですが、
筋肉が過剰に使われるとトリガーポイントができてしまいます。


筋肉の使い過ぎを防ぐと言っても、

運動をやっていらっしゃる方でしたら

技術を向上させようと一生懸命に練習しなければいけません。


ですから筋肉を使い過ぎないように意識することなどできないと思われるでしょう。


でも考えてみてください。
同じように、いや自分以上に激しいトレーニングをやっているのに
足の甲に痛みが出ない人って、たくさんいるんじゃないでしょうか。


そういう人とあなたとはどこが違うかということです。


それを埋め合わせれば、足の甲の痛みで悩むことなどなくなるはずです。
少なくとも、今ほどは悩む必要がなくなるはずです。


ではいったいどこに違いがあるのか・・・


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自分で治す足の甲の痛み その5

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クラシックバレエやサッカーをしている方によく見られる足の甲の痛み。
(もちろんこれらをやっていない方にも見られます。)


でも同じような運動をしていても、足の甲が痛くなる人と痛くならない人がいます。
これは「スネ」にある筋肉が使われ過ぎるか否かによります。


ではこの「スネ」の前の筋肉はどのような時に使われるかというと、歩行においては
「つま先で地面を蹴る前後」と、「かかとが地面に着く前後」です。


着地の際には、足うらがいきなりバタンと地面に着かないようにコントロールします。
どのようにコントロールするかというと、「スネ」の筋肉がゆっくりと伸ばされながら働くのです。
ゆっくりと伸ばされながら、足うらをゆっくりと地面に着けます。


「伸ばされながら働く」というと「おかしいじゃないか」という人がいるかもしれません。
「筋肉は縮みながら働くんじゃないか」と思われるでしょう。


写真を見てください。水の入ったバケツを持っています。



裸足でも外反母趾になる from 大阪-上腕二頭筋02


裸足でも外反母趾になる from 大阪-上腕二頭筋01



上の状態から下の状態になるときに、
力コブを作る上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)が縮んで(つまり働いて)、
肘を曲げることによってバケツを持ち上げています。


では下の状態から上の状態になるときはどうでしょうか。
上腕二頭筋はだんだん伸ばされますが、やはり働いています。
働いてないとバケツの重みでいきなり肘が伸びてしまいます。


このように筋肉は伸ばされながらも働くのですが、
この時にトリガーポイントができやすいということが実験で確かめられています。


歩行に話を戻しましょう。
着地するときに、ある条件が存在すると、
必要以上に「スネ」の筋肉が働かされます。


足の甲に痛みがでやすいあなたは、
痛みが出にくい人とは
ちょっと違う条件があることが多いのです。


その条件を変えてしまえば、今よりも楽になります。
そのあなたにある特殊な条件とは・・・



東大阪バランス研究所



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